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    August 31, 2015
    取締役はIT事項についての説明を受ける際に、メッセージ を完全に理解しているでしょうか。あるいは、メッセージは あまりにも複雑で理解できないものでしょうか。以下では、 取締役会に対して IT事項の説明を行うにあたっての 3 つ の関係について論考します。それぞれの関係は、最高情報 責任者(CIO)と最高情報セキュリティ責任者(CISO)が説 明内容を整理する上で、また取締役が得るべき情報に対す る方向性に関する洞察を提供します。 今日の環境において、多くの企業は、それらのビジネスモデル がテクノロジなしでは機能しえないことから、実際には「テクノロ ジ・ビジネス」であると言えます。革新的なテクノロジは、市場に おいて差別化をもたらす要素であると同時に、破壊をもたらす 要素でもあります。テクノロジの進歩によって、ビジネスモデル の価値が半減するまでの時間は急速に短くなっています。こ…
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    July 31, 2015
    サイバーセキュリティ攻撃は引き続きメディアの高い関心を 集め、取締役会において今日的な意味を持つテーマであり 続けています。情報セキュリティは、戦略、リスク管理、変更 管理およびアクセスコントロールの全てにおける情報システ ムの機密性、完全性および利用可能性(可用性)に関係して います。以下では、この重要な課題について考察します。 リスク管理においては、リスクを除去することは不可能であり、リ ソースは限られており、リスクプロファイルは変わり続けていると いうのが現実です。サイバー攻撃についても同じことが言えま す。このため、変わり続けるサイバー攻撃の状況とリスク許容 度を理解し不可避的に発生するインシデントに備えることにより、 組織の最も重要な情報資産とシステムの保護に焦点を当てる ことが重要です。 日本語版PDF         …
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    June 30, 2015
    コンプライアンス部門が有効性を発揮すべく組織内で位置 付けられるためには、まず、経営者と取締役会がコンプライ アンス部門に期待する役割を定義することが必要です。コ ンプライアンス部門に期待する役割を理解することにより、 コンプライアンス部門を組織の中でどのように位置付ける べきか明確になります。 組織におけるコンプライアンス部門の適切な位置付けに関す る質問をよく受けます。多くの場合、コンプライアンス部門は誰 に報告すべきかが議論の中心になります。残念ながら、このよ うな問い掛けは、役割と責任に関する本質的な問題に焦点を 当てるものではありません。コンプライアンス部門の位置付け において組織間の違いが存在する理由の一つは、コンプライ アンス部門に期待する責任に関して異なる見解が存在するこ とです。以下では、これらの見解と、それらがコンプライアンス…
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    May 31, 2015
    ノースカロライナ州立大学 ermイニシアティブとプロティ ビティは、上級経営者を対象として、企業が直面するマクロ 経済、戦略、および業務リスクに関する最新の調査を完了し ました。2015 年の上位 10 のリスクは 2014 年と大き な違いを映し出しており、上級経営者や取締役が気に掛け ていることについて洞察を提供しています。 主要な事業上の課題に関する以下のサマリーは、約 275 名の 上級経営者(大部分はグローバル企業の経営者)を対象とし た調査に基づくものであり、2015 年に企業が直面する主要な 不確実性を理解する上での助けとなるものです。[1] 日本語版pdf         英語版pdf
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    February 26, 2010
    このたび、プロティビティでは、取締役会におけるリスクの 監視プロセスを解説していくニュースレターとして「取締 役会のリスク監視」を創刊致しました。このニュースレター により、取締役会や監査委員会・監査役会がビジネスリス クを監視するうえで実務上重要と思われる具体的な考え 方やプロセスを提供してまいります。 このニュースレターでは、形式的・一般的な提言ではな く、実務上の疑問に対する答えを検討・模索していきます。 取締役や監査役の方々が、その責務を果たしていく上で 何らかの参考としていただければ大変幸いです。また、 弊社ホームページでは、リスクの監視に関する様々な情 報を提供しておりますのであわせてご参照いただければ と存じます。 最後に、このニュースレターに対するフィードバックや、今 後取り扱うべきと思われるトピック等のご要望が御座いま したら、ご連絡をお待ちしております。…
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    March 31, 2010
    経営戦略の遂行において、今ほどリスクの性質や規模の 透明性が要求されている時はありません。リスク監視プ ロセスの最初の質問は、「我々が抱えている最も重大なリ スクは何か」です。有効に機能しているリスクアセスメン トプロセスであれば、不安定な経営環境の中でも、経営 者はこの質問に対して明確に答えられます。さらに効果 的なプロセスがあれば、経営者が質問の答えに対して実 質的な根拠を有しているとの取締役会からの信頼に繋 がります。 日本語版PDF         英語版PDF
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    April 29, 2010
    金融危機からの教訓を一つあげるとすれば、それは「知っていることよりも知らないことの方が重要かもしれ ない」ということです。「私達は一体、自分達が知らない ことをどれだけ理解しているか」という究極の問題を提起 しています。 日本語版PDF         英語版PDF
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    May 31, 2010
    過去 2 年間、リスクのプロファイルが劇的に変化してきて います。 このような世界の激しい動きは、企業のリスク選好(Risk Appetite)にどのような影響を与えているのでしょうか?そ もそもリスク選好をどう理解すべきなのでしょうか?また、経 営陣、取締役会はどのようにリスク選好を検討すべきなの でしょうか? 日本語版PDF         英語版PDF
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    June 30, 2010
    取締役会がリスク監視をどのようなプロセスと見なすかに よって、そのようなリスク監視のプロセスを遂行するための 体制をいかにして構築するかは変わります。今後、企業 価値を創造するためのビジネスモデルの遂行時に、企業 は絶えずリスクに直面します。リスク監視プロセスは、その ようなリスクに対して、取締役会と経営陣の相互理解を向 上させることができます。リスク監視のための体制構築に おいて、取締役会はどのような点を考慮すべきでしょうか。 日本語版PDF         英語版PDF
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    July 29, 2010
    最高リスク管理責任者(chief risk officer、以下「CRO」 という)、または同等の上級リスク統括役員を任命してい る場合、株主は言うまでもなく、取締役会、そして経営陣 は、この役員の成功に関心をもっています。「いわゆる CROと呼ばれる幹部役員が、会社組織内において成功 できる地位と権限を保有しているか」という根本的な問 題について、今こそ検討すべき時です。 日本語版PDF         英語版PDF
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