リモート監査の15のアイデア ダウンロード 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が各国に広がり、世界中で移動が制限され、監査法人の会計監査も企業の内部監査も、従来の往査による監査手法は代替手法による実施を余儀なくされました。 多くの企業で在宅勤務(リモートワーク)のインフラの整備が進み、さまざまなテクノロジーを活用し、リモート監査に取り組むだけでなく、監査の変革に取り組む(あるいは次世代の内部監査を目指す)内部監査組織も増えています。選択するアプローチやツールは組織によって異なるかもしれませんが、リモート監査を実施するための適切な方針とプロセスの整備、適切なデジタルツールの選定と計画的な導入は喫緊の取り組みとなっています。 プロティビティは、クライアントへのご支援を通して集めたリモート監査のアイデアをまとめました。 [Webcast] 「リモート監査の15のアイデア」の解説はこちら> ダウンロード 監査計画 ビデオ会議の利用やパワーポイントなどの視覚資料を活用した、リモート監査の計画会議を実施する。 リモート監査実施の際の留意点 組織が記録を保管しているデジタルファイルシステムへのアクセス権の入手。または、監査期間中に限った一時的なアクセス権の付与を得る。 データ分析ツールを活用して、入手したデータからリスク兆候を分析する。 データを活用した継続的監査・モニタリング態勢構築支援 クラウド投票ツールを活用し、リモート参加者がリスクについてディスカッション・評価するリモートワークショップを開催する。 リモートワークによって増加するセキュリティリスクに対して、外部のサービスを活用してネットワーク上で検証・評価するリモート監査を計画・実施する。 サイバーセキュリティ&プライバシーコンサルティング 監査実施 被監査施設側で文書を準備、ファイル共有プラットフォーム(シェアーポイントや共有ドライブなど)にアップロードしてもらい、監査人が文書をレビューする。 リモート監査実施の際の留意点 監査対象者とのビデオ会議で、文書の共有やレビュー、さらに質疑応答などをリアルタイムで行う。 リモート監査実施の際の留意点 ライブでのウォークスルー・棚卸立ち合いー現地の人に指示して周りの状況や現物を撮影してもらい、動画や静止画像写真をレビューしてアルバムにまとめる。 HighBond(内部監査) クラウドベースのフローチャートツールとWeb会議と合わせて活用し、被監査部門とプロセスフローのリアルタイム作成・レビュー・アップデート、ウォークスルー等を行う。 プロセスマイニング コントロールの実施状況を、データ分析ツールや継続的モニタリングツールを活用してリモートで確認・評価する。 データを活用した継続的監査・モニタリング態勢構築支援 特にSAPを導入している企業は、プロセスマイニング技術を使ったデータによるプロセスウォークスルー・例外プロセスの分析を行う。 クラウドベースの内部監査ツールを活用し、被監査部門からの資料依頼・収集や、発見事項・アクションプランの共有・フォローアップをワークフロー化しリモート監査の効率性を高める。 HighBond(内部監査) クラウドベースの内部監査ツールを活用し、監査調書と根拠資料・画像・写真等を自動的にリファレンス・紐付けしリモート監査の効率性を高める。 HighBond(内部監査) 監査報告 クラウドベースの内部監査ツールを活用し、データやグラフを駆使したインパクトのあるレポートを作成する。必要に応じて発見事項調書・証跡までリアルタイムでドリルダウンできるペーパーレス監査レポートにて報告する。 HighBond(内部監査) その他 プロティビティの無料Webinar「Teleworkにおけるリスクマネジメントと内部監査」や「リモート環境における内部監査のデジタル化研究セッション」(有料)を活用し、リモート監査で活用できるツールの理解を深める。 リモート環境における内部監査のデジタル化研究セッション