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ホワイトペーパー:ファイルではなく、リスクを改善

~KYC改善サイクルを越えて~

金融機関は、マネー・ロンダリングやテロ資金供与を発見・阻止するためのプロセスを構築することを求められています。規制当局による検査水準は依然として高く、罰則を科す傾向は緩和の兆候を示していません。世界の金融機関は、AMLの規則を遵守しなかったことによって100億ドル(1兆円以上)の罰金を科されています(2013年以降)。特に金融機関はKYCの手続きに平均年間6,000万ドル(60億円以上)を費やしていると報告されています。「顧客を知ること(Know Your Customer/以下、「KYC」)」(顧客管理)およびその他のアンチマネーロンダリング規制を遵守することは、金融機関にとって必須です。また、2019年10月に金融庁から公表されたマネー・ロンダリング及びテロ資金供与対策の現状と課題によると、継続的顧客管理については、一部の金融機関を除き、顧客受入方針の策定・顧客リスク評価・顧客情報の更新が検討中・未着手であり、態勢整備の途上といわれています。

本ホワイトペーパーでは、KYC改善の支出を大幅に削減し、金融犯罪リスクをより迅速に軽減、改善サイクル脱却を目指すためのポイントを解説しています。金融機関が、KYCファイルではなくリスクを改善しようとするリスクベース・アプローチを採用すれば、費用のかかるKYC改善プロジェクトに多大な資源を費やす必要はなくなります。

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