toyota_tsusho_hero_image

改訂コーポレートガバナンス・コードの実践に向けて ~ガバナンスやリスクに関する取締役会の議題~

令和3年4月6日に、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」が「コーポレートガバナンス・コードと投資家と企業の対話ガイドラインの改訂について」と題する提言を公表しました。これを受け、日本取引所グループが「フォローアップ会議の提言を踏まえたコーポレートガバナンス・コードの一部改訂に係る上場制度の見直しについて」と題し、同コードとガイドラインの改訂案を4月7日にパブリックコメントに付しました。

3年ぶりの改訂のポイントは、取締役会の機能発揮、企業の中核人材における多様性の確保、サステナビリティを巡る課題への取り組みなどですが、投資家との対話を進める上で期待される各種の開示についても随所で言及しています。また、取締役会は、グループ全体を含めた内部統制や全社的リスク管理の体制を適切に構築し、内部監査部門を活用しつつ、その運用状況を監督すべきとしました。改訂コーポレートガバナンス・コードはさらに、東京証券取引所新市場区分のプライム市場上場企業に対し高いガバナンス水準を求めています。

グローバルに進化するコーポレートガバナンスやERM(全社的リスク管理)への期待を受けて、プロティビティでは「取締役会のリスク監視」シリーズ」や「監査委員会の議題」のディスカッションペーパーを発行しています。日本企業におかれましても、デジタライゼーションやESG、コロナ禍により経営を取り巻く環境の変化が加速する中で、企業価値向上を目指して、さまざまなガバナンスやリスクのテーマが取締役会の議題として一層検討されるようになると私どもは推察しています。そこで、本ウェブセミナーでは、最近のディスカッションペーパーをふまえ、改訂コーポレートガバナンス・コードの実践にもつながる要点について概説します。

 

オンデマンド視聴はこちら>
ご登録後、録音版ウェブセミナーをご視聴いただけます。
(2021年5月14日ウェブセミナー実施)

 

ご質問への回答はこちら>
ウェブセミナー中にいただいたご質問とその回答をご覧いただけます。

Loading...