改訂COSO内部統制の原則に関わるサーベイレポート

内部統制や全社的リスクマネジメント(ERM)に関するガイダンスを提供するトレッドウェイ委員会組織委員会(COSO)は、2013年5月に改訂内部統制の統合的フレームワーク(改訂フレームワーク)を公表しました。

改訂フレームワークでは、内部統制の定義や枠組み(キューブ)の構造などは現行フレームワークと基本的には同様であり、内部統制の有効性を評価するために使われる基準として大きな変更はないとも言えます。一方で、新フレームワークでは、原則主義を前面に出し、内部統制の5つの構成要素を支援する17の原則(Principles)を盛り込んでいます。

プロティビティでは、改訂フレームワークの17の原則に沿って、それら原則が存在し機能しているかを各企業の内部統制構築・評価などの活動を担当されている方々がどのようにとらえているか、2013年6月から7月にかけて主にプロティビティのメールマガジン読者に対してサーベイを実施しました。その結果、約65名の回答者を得ることができました。

本資料はその結果を分析したレポートです。このサーベイ結果が、改訂フレームワークの概念の理解に役立つとともに、今後の取り組みに関して有益な情報となれば幸いです。

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