Results for Search Submit Filter by: Advanced Filter All results Solutions Industry Typelist People Client Story Insights/Blogs Sort by: Relevance Date Filter Search Sort by RelevanceDate Order AscDesc Newsletter February 29, 2016 Risk Oversight vol.73 リスクマネジメントを確実に機能させる リスク監視に係る責任を果たす上での取締役会の基本的 な役割は、独立的なリスクマネジメントをしっかりと機能さ せることにあります。 以下では、そのための 5 つの基本的 な原則について考察します。 リスクとリスクマネジメント機能については一律に当てはまる解 決策は存在しないため、リスクを管理する方法は業種や組織 によって異なります。しかし、良い状況においても悪い状況に おいても、全ての組織内において効果的なリスクマネジメント の基礎となる5 つの相互に関連する原則が存在します。それ らの原則とは、リスクマネジメントの規律に対する一貫性、取締 役会の建設的な関与、リスクマネジメント機能の効果的な位置 付け、強固なリスクカルチャー、および適切なインセンティブです。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter March 31, 2016 Risk Oversight vol.74 自信を持って変化に対峙する 急速に変化する事業環境においては、上場、非上場、非営 利を問わず、どのような企業も自信を持って変化に対峙す ることが大切です。 以下では、自信を持って変化に対峙す るための要素について検討します。 多数の業種にわたる275 名の取締役と上級経営者を対象とし て実施したグローバル・サーベイにおいて、上位 10 位に挙げら れたリスクの 1 つは、変革への抵抗があるがゆえに、企業がビ ジネスモデルと中核的業務に対して必要な調整を十分に行え ないかもしれないというものでした。[1] これは重要な示唆を提供 しています。変革は不可避であり、必要です。なぜならば、組 織が製品やサービス、プロセス、能力について継続的な改善を 行わないとすれば、より適応性に富む競争相手との間に深刻 なパフォーマンス・ギャップが生じるからです。 変化は、企業価値を高める機会であると同時に、企業価値を… Newsletter April 28, 2016 Risk Oversight vol.75 リスク監視に関する原則の再考察 グローバル金融危機後、特に米国において、リスク監視は 上場企業の取締役会にとって必須のものとなりました。 全 ての業種において、上場企業の取締役会は、リスク監視に 対するそれぞれのアプローチを策定し、それを体系化して きました。 以下では、取締役会が現在のリスク監視プロセ スを評価する上で用いるべき10 の不変の原則について再 考察します。 リスク監視は取締役会にとって常に重要な課題であります。 破壊的な金融危機によって、誰もがその重要性についての教 訓を得ました。リスク監視のあり方は近年進化し、多くの取締 役会が、自らのメンバー構成、運営方法、および事業に関する 入手した情報が効果的なリスク監視に資するものであるのか について、詳細な検討を行ってきました。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter May 31, 2016 Risk Oversight vol.76 : COSO 2013 : 何を学んだか? 改訂COSO 内部統制の統合的フレームワークは、2013 年 5 月に発行されました。 発行以来、いくつか重要な学びが ありました。その一部を本資料の中で考察します。 3 年前、トレッドウェイ委員会組織委員会(“COSO”)は、改訂内 部統制―統合的フレームワーク(フレームワーク)を発表しまし た。以来、米国証券取引所に上場している多くの企業にとって、 米国 SOX法 404 条(以下 US-SOX法)に準拠すべく、改訂フ レームワークの実施は重要な業務となりました。背景としては、 US-SOX法の要請として、米国証券取引委員会(SEC)は、財 務報告に係る内部統制 (ICFR) の評価の基準として、各企業 が「適切なフレームワーク」を使用することを求めているからで す。 COSOのフレームワークはSECの唱える適切性基準を 満たしており、結果として、ほとんどの企業が旧フレームワーク… Newsletter June 30, 2016 Risk Oversight vol.77 : 取締役会へのリスク報告の改善に関する原則 取締役会による有効なリスク監視は、適時かつ信頼性があ り、洞察に富んだ報告に基礎を置いています。 以下では、 取締役会が必要とする焦点の定まったリスク報告を行うた めの 6 つの原則について考察します。 取締役会へのリスク報告は、多くの企業で議論の対象となる テーマです。「報告が詳細すぎる」、「行動につながる報告で はない」、あるいは「適切な課題に焦点を当てていない」、「取 締役会が何を求めているのかが分からない」、そして今も昔も 言われる「取締役会自身が、自分たちが求めるものを理解して いないのではないか」といった話をよく耳にします。認識すべ きは、このようなコメントは、組織におけるより広範な課題の兆候 であるかもしれないということです。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter May 31, 2015 Risk Oversight vol.64 2015年の最重要リスク ノースカロライナ州立大学 ermイニシアティブとプロティ ビティは、上級経営者を対象として、企業が直面するマクロ 経済、戦略、および業務リスクに関する最新の調査を完了し ました。2015 年の上位 10 のリスクは 2014 年と大き な違いを映し出しており、上級経営者や取締役が気に掛け ていることについて洞察を提供しています。 主要な事業上の課題に関する以下のサマリーは、約 275 名の 上級経営者(大部分はグローバル企業の経営者)を対象とし た調査に基づくものであり、2015 年に企業が直面する主要な 不確実性を理解する上での助けとなるものです。[1] 日本語版pdf 英語版pdf Newsletter June 30, 2015 Risk Oversight vol.65 コンプライアンス部門の有効性を確保するための組織内での位置付け コンプライアンス部門が有効性を発揮すべく組織内で位置 付けられるためには、まず、経営者と取締役会がコンプライ アンス部門に期待する役割を定義することが必要です。コ ンプライアンス部門に期待する役割を理解することにより、 コンプライアンス部門を組織の中でどのように位置付ける べきか明確になります。 組織におけるコンプライアンス部門の適切な位置付けに関す る質問をよく受けます。多くの場合、コンプライアンス部門は誰 に報告すべきかが議論の中心になります。残念ながら、このよ うな問い掛けは、役割と責任に関する本質的な問題に焦点を 当てるものではありません。コンプライアンス部門の位置付け において組織間の違いが存在する理由の一つは、コンプライ アンス部門に期待する責任に関して異なる見解が存在するこ とです。以下では、これらの見解と、それらがコンプライアンス… Newsletter July 31, 2015 Risk Oversight vol.66 サイバー攻撃リスクを自信を持って管理する サイバーセキュリティ攻撃は引き続きメディアの高い関心を 集め、取締役会において今日的な意味を持つテーマであり 続けています。情報セキュリティは、戦略、リスク管理、変更 管理およびアクセスコントロールの全てにおける情報システ ムの機密性、完全性および利用可能性(可用性)に関係して います。以下では、この重要な課題について考察します。 リスク管理においては、リスクを除去することは不可能であり、リ ソースは限られており、リスクプロファイルは変わり続けていると いうのが現実です。サイバー攻撃についても同じことが言えま す。このため、変わり続けるサイバー攻撃の状況とリスク許容 度を理解し不可避的に発生するインシデントに備えることにより、 組織の最も重要な情報資産とシステムの保護に焦点を当てる ことが重要です。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter August 31, 2015 Risk Oversight vol.67 取締役会にIT事項を説明する 取締役はIT事項についての説明を受ける際に、メッセージ を完全に理解しているでしょうか。あるいは、メッセージは あまりにも複雑で理解できないものでしょうか。以下では、 取締役会に対して IT事項の説明を行うにあたっての 3 つ の関係について論考します。それぞれの関係は、最高情報 責任者(CIO)と最高情報セキュリティ責任者(CISO)が説 明内容を整理する上で、また取締役が得るべき情報に対す る方向性に関する洞察を提供します。 今日の環境において、多くの企業は、それらのビジネスモデル がテクノロジなしでは機能しえないことから、実際には「テクノロ ジ・ビジネス」であると言えます。革新的なテクノロジは、市場に おいて差別化をもたらす要素であると同時に、破壊をもたらす 要素でもあります。テクノロジの進歩によって、ビジネスモデル の価値が半減するまでの時間は急速に短くなっています。こ… Newsletter September 30, 2015 RISK OVERSIGHT VOL.68 内部監査の真に意義ある活動を確実とする 内部監査は取締役会に適切な洞察を提供しているでしょう か。取締役会は、内部監査が取締役会のニーズと期待に応 えられるよう適切なリソースを確保するように、自らができる ことを行っているでしょうか。以下では、取締役会が内部監 査から受ける価値を最大化する方法について考察します。 内部監査は、専門的な職業として、リスクマネジメント、コントロー ル、およびガバナンス・プロセスの有効性を評価するための体系 的かつ規律あるアプローチを通じて、付加価値を生み出し、組 織の業務を改善することを長年の目的としてきました。残念な ことに、多くの内部監査部門はこの目的を達成できずにいます。 英語版PDF Load More