Risk Oversight 174:取締役会への行動喚起

世界中の1,000人を超える取締役および経営幹部による取締役会の役割と有効性に関する洞察は、取締役にパフォーマンス向上の行動を促すものです。

「グローバル取締役会ガバナンス調査」は、プロティビティ、Broadridge社およびBoardProspects社が共同で実施した初めての試みであり、その調査結果から、取締役会の優先事項、パフォーマンス、実務、および取締役と経営幹部の意見の相違に関する洞察が得られました。また、当調査により、取締役会のガバナンスとパフォーマンスを改善するための重要な示唆もいくつか明らかになっています。

幸いなことに、取締役会と経営幹部は取締役会の主要優先事項に関して同じ考えを持っているようです。しかしながら、最も時間と注意を払う必要がある課題や取締役会参加の準備については、取締役と経営幹部で相違する意見があることを示唆しています。取締役と経営幹部はすべての問題について合意することが期待されているわけではありません。しかし、異なる視点が建設的かつ信頼に基づいた透明性のある方法で調査され、理解されなければ、取締役会や経営幹部のパフォーマンスを向上させる機会を逃してしまう可能性があります。

本資料では、取締役会の主要優先事項に関する特徴と行動喚起について、解説します。

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