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    March 31, 2013
    「トップの姿勢(Tone at the Top)」とは、企業経営トップ のリーダーシップが企業全体の倫理的かつ責任ある行動 を助長する概念として知られています。トップの姿勢は勿 論重要ですが、トップの姿勢があればよいのでしょうか。 日本語版PDF         英語版PDF
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    April 30, 2013
    新年が始まり、2013年の取締役会のリスク監視課題の焦 点が定まっているかが問題となります。マーケットならび に事業環境の変化は新たなリスクを生み、リスクプロファ イルにも変化が生じ、既存のリスク管理体制の有効性を 弱めます。リスク監視もまたこれらの変化を考慮する必 要があります。 日本語版PDF         英語版PDF
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    May 30, 2013
    オペレーションリスクとは、顧客に対する価値を創造するこ とや期待される財務上の結果をあげるためのビジネスモ デルの有効性を、将来に発生する事象が妨げるリスクで す。オペレーションリスクは、サプライチェーン、顧客満足 プロセス、人事、IT、商流、主要顧客、最終消費者等、企 業のビジネスモデルの執行に関連するバリューチェーン 上のさまざまな活動に関係しています。 日本語版PDF         英語版PDF
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    June 27, 2013
    戦略策定とは企業の全体的戦略や差別化要因ならび に必要な要件を定義し、策定された戦略を企業の事業 年度または事業サイクルにおいて実行する方法を明確 にするのがビジネスプランです。企業によっては、複数年 にわたるビジネスプランを策定し、年次毎に更新する形 が取られることがあります。そこにおいては、リスクをビジ ネスプランといかに統合するかが課題となります。 日本語版PDF         英語版PDF
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    July 31, 2013
    昨年、モルガンスタンレー社の元役員が自社の内部会計 統制に違反し、米国腐敗行為防止法(FCPA)に違反し た行為について有罪の答弁をしています。この事件では、 米国司法省は、同元役員個人のみを摘発し、法人につい ては摘発を見送ったということに関しては重要なケースとい えます。司法省は、同事件で、モルガンスタンレー社のコン プライアンス対応の仕組みに言及していますが、これはあ らゆる業界の企業にとって自社のコンプライアンス対応を 評価する際の深い洞察を与えるベンチマークとなります。 日本語版PDF         英語版PDF
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    August 29, 2013
    ソーシャルメディアとは、会社のブログ、YouTubeをはじ めとしたビデオシェアサイト、Facebookをはじめとしたソー シャルネットワーク、Twitter、評価サイトのようなマイクロブ ログツール、不特定多数のユーザーが書き込みをするナ レッジソースであるwiki、クラウドソーシングなど、アクセス 性の高いメディアの集合体を指します。ソーシャルメディ アはインターネット、Web2.0、モバイルテクノロジーの力を 最大限に活用することにより、人を結び付けるためのユー ザー発コンテンツの創造、共有、使用、修正を推進します。 これらのテクノロジーの統合は、多くの企業においてカス タマーリレーションシップマネジメント、マーケティング、企 業の情報発信を一変させました。 日本語版PDF         英語版PDF
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    September 30, 2013
    24 時間絶え間ないコミュニケーションチャネルへのアクセ ス、情報共有と連携が必要とされるナレッジベースのエ コノミーにおいては、ビジネスにおいてウェブベースアプリ ケーションの活用が普及しています。これは反面、セキュ リティの観点から大きなリスクとなります。 最近のサーベイでは、サイバー攻撃によって企業の中核 事業が中断されることは重要リスクのひとつにランクされ、 特に金融業、IT 企業、メディア産業においてはトップ 5リ スクの一つとされています。過去 2 年間、様々な産業お いて高度なサイバー攻撃による知的財産・企業機密の毀 損が大々的に報道されています。*1 また、最近のレポートでは、100 社以上の米国企業から の知的財産が背後に中国軍がいるとされるハッカーによ り窃取されているとされ、人間の弱み・信頼につけこんだ フィッシングメール等の手法が用いられていると分析され…
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    October 31, 2013
    危機管理は、有効なレピュテーション管理の一要素です。 世間的に評価の高い企業ですら、時に想定外にさらされ ることもあることから、突然・想定外の事象に対し、迅速か つ効果的に対応することで、レピュテーションを高めること もできます。しかしこのことは逆に、準備がなされていな いときの代償は高いことを意味します。 日本語版PDF         英語版PDF
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    November 28, 2013
    カントリーリスクとは、国外投資に際して投資価値の毀損 あるいは投資利益率の低下をもたらす種々のリスクです。 投資価値の毀損は、事業の国有化や資産の没収等、現 地国家権力の行為に生じえます。投資利益率の低下は、 現地政府が特定企業、特定業種(エネルギー・金融等)、 特定国籍の企業(税金の上乗せ、価格・生産規制、為替 規制、事業拡張規制能力規制その他)に対し差別的な措 置をとることによって生じえます。(これらは、暴動、テロ、戦 争、インフラ不全、誘拐やその他の行為によって生じること もあります。)カントリーリスクを管理する主目的は、海外へ の投資を保全し、十分な収益を確保することにあります。 日本語版PDF         英語版PDF
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    December 31, 2013
    我々は正しいリスクを対象としているのか?――このような 修辞的な質問が取締役会の場、とくに経営戦略について の議論の場でなされているかもしれません。とても簡単な 質問に聞こえますが、みかけによらず簡単には答えを見出 しにくい質問です。それは、次に「正しいリスクを対象とし ているかどうかが、どうやってわかるのか」という大きな疑 問につながっていきます。 日本語版PDF         英語版PDF
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